教材作成者のプロフィールと教材に込めた思い メインページメニューへ戻る
教材作成者 草下 靖也 Yasunari Kusaka

◇1981年生まれ。徳島県出身。
◇東京大学教育学部 学校教育学部卒(東大理Ⅱ入学)
◇著書 「プランブロック式ゼロから理系難関大学に合格できる戦略的学習計画法」(KADOKAWA)
◇月刊私塾界2025年6月号(通巻530号)「疾風の如く」にて取材・特集
◇「蛍雪時代」(旺文社)戦略的学習計画および学習デザイン記事の執筆・特集
東京都で学習塾生徒派を経営、18年間、自ら現場に立ち続ける教材職人。
座右の銘は「一隅を照らす」。
◆18年間、徹底した現場主義
芸術家の両親の元で育ち、ものづくりを人生の最高の楽しみ、やりがいとしている。
18年間、学習者の立場に徹底的に立つ個別指導と、そのための教材作りを続けてきた。生徒一人一人と”対話”ができる個別指導にやりがいを感じ、医学部や東大・早慶受験など最難関大学受験に必要な科目のほぼ全科目を指導する。特に全科目の知識と視点があるからこそ行える戦略的な学習計画マネジメント『学習デザイン指導』により、どんな予備校・塾よりも高い合格率で生徒一人一人を志望校合格に導いてきた。
「目の前の生徒のために100%注ぐ」教材作りを実現するためには、絶対に現場から離れてはならないと考え、現在も現場に立ち続けている。
良い教材をつくるためには「生徒こそ自身の師」として、生徒の言葉、筆跡、表情、行為すべてから学ぶ姿勢で指導を行っている。
◆教材作りにかける圧倒的な熱量
一つの教材を作るのに、問題の一つ一つをすべて目的に応じて最適に作り、デザインやレイアウト、イラスト、図などもすべて徹底的にこだわって唯一無二の完成度の教材を作り上げる。大手出版社から書いた本もイラストやデザインまで作成してしまうこだわり。
このこだわりはすべて作り手である自身の熱量・意図(デザイン)を隅々にまで行きわたらせ、作り手の意図の純度を徹底的に高めるためである。
草下の教材を見た生徒たちが「こんな教材が欲しかった!」「これならできる!」、卒業生たちが「自分の頃にこの教材があったら!」、塾講師たちから「この教材をなんとしてもうちの生徒たちに使わせたい!」「自分が受験期にこれで勉強したかった!」と言わしめる、市販教材では実現不可能な作り込みのオリジナル教材を次々と生み出し、それを教務コンテンツの核として運営する学習塾生徒派では、医学部をはじめ最難関大学から中堅大学まで、無比の合格率で実績を出し続けている。
◆「日本屈指」の大学受験実績
入塾における生徒の選抜なし、他塾併用なし、という条件で生徒派の難関大学合格率(医学部医学科合格率86%、東京一工早慶上理の合格率81%)を超える塾は全国どこを探しても見つけられないだろう。
合格実績は勿論、入塾1年待ち、入塾予約日(次年度のための入塾予約面談の問い合わせ日)には3650件(異なる電話番号の数でカウント)の問い合わせが来るという人気塾である。
草下の作成する唯一無二の教材を使用するために、既に実績も活躍も申し分ない全国の塾・予備校からの教材提供の熱烈なオファーを受けており、丁寧な審査のもとで現在51社にライセンスを提供している。教材作り一筋、太い太い一筋を貫いています。
教材製作への想い(文責 草下靖也)メインページメニューへ戻る
◆教材づくりを始めた理由:教材は熱と教務力を増幅させる武器!
◇なぜ市販教材では届かないのか悩んだ開校当初
僕は個別指導一筋で18年間、自身の立ち上げた学習塾生徒派で、大学受験に必要なほぼすべての科目(国語、社会、小論文、面接等も含む)を毎日一人一人指導し続けてきました。
僕の塾「生徒派」は理念がそのまま塾名となっています。
目の前の生徒のために100%注ぐ、それを塾の隅々にまで実現する。そのために、いまだかつてないほどに教材の力が必要なのです。
市販の教材はもちろん素晴らしく作られています。しかし、個々の生徒において、例えば
数学であれば「チャート式」(辞書のように分厚い網羅系問題集)を同じように生徒に使っても、
生徒の性格や能力によって成果にムラが出るし、指導者によってもムラが出てしまいます。
僕が直接指導した生徒は志望校に合格するのに、学生講師が指導した生徒はなかなか同等の成果が出ない。
これが生徒派の開校初期(今から18年前)の悩みでした。
◇学生講師の指導クオリティを揃えるために必要だったのは、
「最高の自学教材」だった。
教材の力で僕の教務の「技術」と「熱」を冷まさずに生徒に伝えきる、むしろそれを使う人間の力を増幅させ、熱と純度が高まるような。
そんな教材が必要だったのです。
だから作る。
学生講師が指導しても、僕とほぼ同じクオリティーの
授業が実現できて、むしろ学生講師の若い熱意がもっと増幅される。
そして生徒たちが、家で一人で勉強するときも、安心して自学できる教材を。
◆目の前の一人の生徒のために
1000時間かけて教材をつくる!
そんな時でした。
僕がちょうど担当していた生徒の一人が、学校の定期テストでも20点という点数を取ってしまうほど化学が苦手で、それでも医学部に行きたい、という強い意志を持っていました。
だから僕は、その子が日々家で勉強するときにも、まるで僕が側で指導し、
学習管理をしているかのような自学教材を作ることを決めました。
その生徒が苦手な化学を克服して絶対に医学部に合格してもらいたい!
そのたった一人のために、化学の教材群を約4カ月で1000時間かけて作成しました。
当時はまだ若く体力もあったので、ほとんど睡眠を取らずに一気に作り上げました。
その生徒はそのできたての教材に一心に励み、みるみる化学が得意になり、学校の定期テストではクラス1位、そして学年トップクラスに!
そしてついに医学部医学科の二次試験の化学で満点を取って医学部に合格しました。
気づくとその教材は、理系高校生のほとんどが必要としている教材でした。
その後も生徒派、花塾の生徒たちが10年以上にわたり、
化学強者となって大学受験を突破しつづける秘密兵器として教材が活躍してくれています。
10年経た今でも大学受験の最前線で武器として、教材が活躍しているのです。
▶この「化学の教材群」の詳細はこちらからご覧頂けます。
◇数学リニアの総製作時間は4500時間。
AIが数々のタスクを加速させる現在においても、
「”本当に良いモノ”をつくるには膨大な時間がかかります」
たとえ、AIが東大の試験で、ほんの数分で満点が取れても、人間が東大に合格するには途方もない時間を要します。
どれだけ技術が進歩しても、人々を感動させる映画の超大作には気の遠くなるほどの時間と労力が注がれています。
そして、数学リニアは、2年間で総製作時間4500時間をかけて作りました。
もちろん日々のたくさんの仕事もこなしながら、
それ以外のすべての時間をリニアに注ぎ、文字通り
寿命を、命をかけて製作しました。
この命が生徒たちの役に立てるならこの上ない喜びです。
◆“できる”までのプロセスをカタチにする!
僕ほど生徒の言葉、ノート、表情、行為をずっと観察し続けている講師は稀だと思います。
18年間、理系大学受験に必要な全科目(数学・英語・化学・生物・物理・国語・地理・小論文・面接など)を一人一人にすべて指導し続けているのです。
彼らが“わからない”、“できない”状態から悩み、躓き、理解し、練習し、“できる”に至るまでのすべてのプロセスを見続けているのです。
だからそのプロセスをカタチにして、教科書よりもわかりやすい説明(講義)と、できるための練習の方法と分量とペースを、すべて教材に織り込みます。
多くの生徒が詰まるポイントを超スモールステップに。
あるいは「ここさえスラスラできるようになれば、後は加速的に学習が進む」ポイントも超スモールステップに。
考えさせたい、悩んでもらいたいポイントはあえて説明を省いたり、行間を設定する。
生徒の思考と行為を予測し、教材が使いやすいように、達成感や成長を実感できるように。
文章や問題の作成はもちろん、デザインや図、イラストにまですべて意図を込めて生徒中心主義。
徹底的に学習者の立場に立って作っています。
◆教材作りの核となる部分は「ヤマゴモリ」で製作
僕は教材の最も核となる部分や集中力を要する作業は、山籠もり(文字通り、山の中に数週間、”こもる”ことです)をして行います。
山籠もりといっても、生半可な山籠もりではなく、食料も現地調達することさえあります。
山菜やキノコや魚を採って食べることもあります。
山に籠る理由は、自然の中に身を置いて自分をゼロにするためです。教材作りを行うためには自分の余計なこだわりや欲や都合を全て捨てて、学習者の立場に徹底的に没入せねばなりません。
自然の中にいるとそれができます。
自然は偉大です。
人間はどれだけ科学技術を駆使しても、柿の葉一枚すら作れません。
初秋のあの、黄色や緑、赤や紫、橙に、様々な美しい色と模様を見せてくれる柿の葉の美しさと、
葉脈の複雑さと、そんな造形を見るだけで、
「自分なんてちっぽけで無力な存在だ」と、
ゼロベースに戻れるのです。
こうして、純粋に力を引き出し、生徒のために創造をすることができます。
しかし、僕が様々な仕事をやりながらも教材作成のために山に籠れるのは、
山本が生徒派のシステムをつくり、講師たちが教務を担い、社員の増田が僕らを支えてくれるからです。
良い教材が作れるのは皆のおかげなのです。
◆教材は「単科の視点」で作らない。
◇大学受験は全科目の配分戦略が超重要!
大学受験のように専門性の高い受験では、各科目専門の先生にそれぞれの科目の指導を受けるのが当たり前です。
でもそれは逆に言えば、数学の先生は生徒たちが英語をどのような方法でどれぐらい、何を学習していけば良いか、という視点はありません。
他の各科目専門の先生たちもそうです。
一方、大学受験の合否は総合得点で決まります。
だから科目ごとにどれぐらいの努力配分を行うか、その俯瞰的な戦略が最も重要です。
そこで合否を左右する差が付くのです。
生徒派の高い合格率の秘訣は、まさにその視点が完璧に張り巡らされていること。
僕は全科目を指導してきたからこそ、
その配分の視点をもって各科目の教材を作ることの大切さを知っています。
だから、数学の教材を作っていても、1単元のみの視点では製作しません。
他の単元との兼ね合いと配分、単元の重要度も鑑みて全体の設計を行います。
そしてさらに、数学1教科だけの視点で、数学の教材を設計しません。
数学の学習分量は他の科目を圧迫します。
数学の教材を作ることの大きな目的の一つは、英語や理科の学習に回せる時間を作ることにあります。
だから英語や理科など他の科目に最大限の時間を作れるように、数学の学習時間を最小に抑えるための限界設計を行います。
こうして作られた教材で勉強を行うと、計画も立てやすく、見通しもくっきりとして
確実に、最高確率で「合格」に繋げられるのです。
◆地方の子供たちに教材を届けたい!
僕自身は、徳島県出身です。
徳島県では僕が高校生の当時、塾の数も少なく、有名な予備校もありませんでした。
今でも、徳島から模擬試験を受けるには大阪まで行かなければならないという話も聞きます。
教育における地方と都会の格差は広がっています。
僕の教材があれば、地方の子供たちも自学の力で
質の高い学習ができるのではないか。
そんな思いも込めて近年は教材を作っています。
◆圧倒的に効率化された教材の真意は、人生に余力をつくること!
◇短時間でできるからこそ、ゆっくりじっくり丁寧に。
考えて、つまづいて、人間らしく。
数学リニアを使えば、高校数学をどんな教材を用いるよりも高い習得度で、早く終えることができます。
やる気があって能力のある子なら、高校1年の二学期までには数学1AⅡBすべてを大学受験ベースで終えられるでしょう。
しかし、そんなことをして欲しいわけではありません。早く終えられるからこそ、ゆっくりじっくり丁寧に、学びを一歩ずつ、寄り道すらも楽しみながら学習してもらいたいのです。
部活を一生懸命頑張るのも良いでしょう。青春や人間関係をおう歌するのも良いでしょう。もっと発展的に深く深く学ぶのも良いでしょう。そういう、人間らしい勉強をしてもらうためにリニアはあるのです。